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2021/08/29 23:46


先の盛夏の時期よりもここ最近の残暑の方が暑さが厳しい感のある今年の伊豆です。この様に昼間はまだまだ暑いですが、夕方からはどこからともなく涼しい風も混じり、日中には余りなかった食欲も涼しさと共に戻ってきます(笑)

 

そんなサッパリしつつ食欲も満たしたくなる食事にオススメなのが「ピンクペッパーで作るポテトサラダ」。スパイスの中でも特に胡椒が好きで、ブラックペッパーは家でも工房でもいつも手の届くところに置いて振りかけていたのですが、最近困ったことに少しブラックペッパーに飽きまして。。。

 

かわりに最近気に入っているのが「ピンクペッパー」。ほのかな甘味と爽やかな辛味と香りがこの季節にぴったりで、色合いも良くお料理の差し色にもなりとても気に入っています。

しかし、そんなピンクペッパーにも一つ難点が。。。それはホール(丸のまま)の物しか見かけない事。多分粉末で保存するとピンクペッパーの甘味や繊細な風味が飛んでしまうからだと思いますが、粉末状のものは余り見た事がありません。またピンクペッパーには若干の水分が残っているので一般的なペッパーミルで擦ると、その水分が邪魔して余りよく擦れないのです。なので一番簡単で上手にピンクペッパーを擦れるのは乳鉢のようなスパイスミル。このすり鉢は溝がないのでスパイスミルにもなります!

 

という事で、今日はそのようにいつも私がすり鉢で作っている、ピンクペッパーを使ったポテトサラダをご紹介させて頂きたいと思います。

 

・材料:3〜4人前


〈材料1:具材〉

  • じゃがいも(3個)
  • にんじん(1/3本)
  • きゅうり(1/2本)
  • 玉ねぎ(半玉)
  • クレソン(適量)*クレソン特有の苦味や風味が苦手な方はパセリなどに。
  • ベーコン(2枚)
  • 卵(2個)

〈材料2:和え衣〉

  • ピンクペッパー(大さじ2)
  • 塩(小さじ2)
  • お酢(大さじ1〜2)
  • マヨネーズ(大さじ3)
  • マスタード(大さじ2)*お子様などカラシの苦手な方がいらっしゃる場合は、カラシを入れずに作ったり、かわりにカレー粉などに。

 

・作り方 

①まずピンクペッパー(大さじ2)をすり鉢に入れ擦ります

*この時すりこぎで少し叩くようにすり潰していくと早くする事が出来ます。

②じゃがいも(3個)と卵(2個)を水から茹でていきます。(水から茹でる方が皮などが破れずに水分が抜けずホクホクに仕上がります)卵の茹で時間はお好みで、半熟が良ければ6〜7分、固茹でが良ければ約10分ほどでじゃがいもより先に取り出します。

じゃがいもの茹で時間は約15分。竹串や爪楊枝で中までスッと入れば茹で上がりです。茹で上がったらザルなどに上げて、少しさまし粗熱をとります。

 

*もちろんじゃがいもを電子レンジで加熱してもOKです。電子レンジの場合はじゃがいもを皮付のまま水を含ませたペーパータオルなどに包みお皿などに入れフワッとラップをかけ、600Wで4〜6分加熱し、茹でた場合と同じように竹串や爪楊枝で中までスッと入るか確かめます。



③じゃがいもの粗熱をとっている間に他の野菜の準備をします。きゅうりとにんじんを薄切りにして軽く塩をふり少し置きます。野菜からの水分出てきて少しシナッとしたら、水洗いをして塩気を抜き、手で絞ったりペーパータオルなどで水気をとります。


④玉ねぎも薄切りにして、辛味を抜くために5〜10分ほど水にさらします。水にさらした後は同じく手で絞ったりペーパータオルなどで水気をとります。

*玉ねぎは繊維に沿って(上下方向で縦)切ると辛味が残り、繊維に垂直(上下方向で横)に切ると辛味が和らぎます。

↓今回は辛味を和らげたかったので、繊維に対して垂直に切りました。



⑤粗熱がとれたじゃがいもをすり鉢に入れ、すりこぎや大きめのスプーンで好みの大きさに潰していきます。


⑥残りの具材と材料2の和え衣を全て入れ、全体を和えて完成です。

*ベーコンは生のままでも美味しいですが、焼き色を付け焼いた時に出る油も和え衣に加えると、より風味が増すのでソテーするのがおすすめです!


以上、すり鉢で作るピンクペッパーを使ったポテトサラダでした!今回ご紹介した材料の分量で丁度ブロンズ釉すり鉢(大)に収まる分量で、3〜4人前となります。いつものブラックペッパーを使ったポテトサラダと一味違う、爽やかな風味のポテトサラダが体験できると思います。

今回は和え衣のマヨネーズにマスタードを入れ、色合いの野菜にクレソンなどを使い少し大人のポテトサラダと言った感じに仕上げましたが、マスタードの代わりにカレー粉にしたりクレソンの代わりにパセリにしたり卵の茹で加減をトロトロにしたりと、お好みの様々なアレンジで是非お試しください。